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++旅先恋愛其の参〜モテない病〜++
はあー・・・相変わらずモテないですね。
自分でモテないとか云うのって、本当に恥ずかしいんですけど、まあ本当のことだからしょうがない。

うる覚えで恐縮なのだが、昔、作家の山田詠美が「どんなに立派な人格とか職業を持っていても、モテない、という時点で台無し」みたいなことを書いていた。
そのときはまだ、何も知らない高校1年とかだったので「なるほどねー。やっぱり人間モテないとダメなのよねー」と素直に思っていたけれど、今は大いに納得いかない!だって、それって人格否定じゃん!モテなかったら人間として劣っているみたいじゃん!・・・って、実際そうなのかも知れないけどさー・・・。

これまた昔、シャレで「モテない問題を考える会」というサークル(?)が作っている同名タイトルのミニコミを買ったことがあり、あんまりちゃんと読まなかったのだが、自宅のどこかにぽん、とおきっぱなしにしていたら、父親がそれを見つけ、
「お前、こんな本読んでるんか。。。こんな本を買うほど悩んでいるのか。。。」
と、哀しげなようすで云うので、大変バツの悪い思いをしたことがある。日ごろから、「結婚しない」なんて云っているせいもあって(しない、じゃなくてできないんだけどな、多分)、いい歳したムスメがそんな本を読んでいることに、大いに不安を抱いたらしい(笑)。

まあ、そんなことはどうでもよろしくって、旅先恋愛3。ついにこのシリーズ(いつからシリーズに?)も、第3回を勝手に迎えさせていただくことになりました。
今度こそ何かあったとお思いですか?そんなバカな。わたくし、もうここまで来たらむしろ、世界モテないランキングベスト10(ワースト10だろ)に入ることこそが使命なのではないかと思っているくらいですの。ほほほ(涙)。
いやー、本と、恐ろしいほどモテないなオレ。よく「出会いが全然なくって・・・」とか云うじゃない。いい訳っていうか(笑)。ところが、わたしの場合、旅をしているので出会いだけは山のようにあって、しかしそれが悉く”次に生かされない”というのが問題なのだ(なのか?)。

さて、これを書いている直接のきっかけは、とある旅行者から、とある旅先恋愛笑い話を聞いたからである。
ある、カップルではない旅人の男女が、一時的に行動をともにしていた。部屋も、ツインの部屋をシェアしていた。女性はわりとサバサバした人で、着替えなどにもあまり気を遣うことなく、ブラジャーやパンツなどをフツーに部屋に干していた。しかし、それを毎日見ていた男性は、そのほかの一連の女性の行動なども鑑みて「もしかして、こいつオレに気があるんじゃないか?てゆーか、誘惑してるんじゃないのか?」という結論を出し
、ある日、何と土下座して「お願いです!ヤラせて下さい!」と頼んだというのである。が、女性の方はワケがわからず(笑)困ってしまい、テキトーにお茶を濁している内にその場は何事もなく終わったようであった。

実はわたし、この男性も女性も、顔を知っているので(友人ではない)、可笑しさ倍増であった。
男性は、わりとモテそうな感じの人だし、女性も同様である。それが、何故こんな妙なことになったのか、と、太古の昔から男女の仲ってのはフクザツカイキなものなのねー、としみじみ可笑しかったのである。
あ、これ一部の旅人の間だけのオフレコ話かも知れないので、書いちゃっていいのかいなと思いつつ・・・でもこんなんで身元が割れることもないだろうと思ってやっぱり書いた(笑)。旅人の世界ってのはもともと狭いもんなので、何かあればウワサになるのは仕方なかろう。ま、そんな罪のない話だからいーでしょ。

しかし、この話を聞いてわたしが真っ先に思ったことは「うーん、土下座してまでヤラせてくれなんて、いっぺん頼まれてみたいもんだわ」ということであった(笑)。
と、その話してくれた旅行者に云うと、何云ってんの!そんなこと云われる必要なんてないよ!と驚かれてしまったが、でもなあー。。。
だって、今のわたしなんて、むしろ己から土下座して「ヤラせて下さい」と云わなければいけない立場だものなー。この話の後も、「旅先でロマンスなかったのー?」と聞かれ、背中に冷たいものを感じてしまったくらいである(それは大げさ)。
そう云えば、レバノンのタラルスホテルにて、”彼女”とめいよーさんと3人で、あやしくも恋愛談義なぞしていたとき、めいよーさんに「長いこと旅に出てる男なんて、絶対たまってんねんから、ちょっと押したらすぐ落ちるで!」と勇気付けられ(?)たものであった。女子と違って、男子は身体構造上、一定期間セックスまたはマスターベーションをしないと、どーしても性欲がたまってしまうものらしいので、前述の笑い話の彼も、おそらく相当たまっていたのだろう(笑)。

ま、そんな男の欲望に、自ら飛び込んでいくこともないとは思うのだが(それに、好みでもない人から「ヤラせてくれ」って云われても、実際は困るだろうし・・・)、その身持ちの堅さが一体何の役に立つのやら、と、ふと空しくもなるわけである。
昔の婦女子のように、結婚するまではキレイな身体でいたい、なんて殊勝なポリシーも全くないしなあ。。。あと、(あんまり乱れた性生活をしていると)本当に好きな人が出来たときに後悔する、なんて云うけれど、その好きな人ってやつにめぐり合えなかったら、それまでの貞操の意味がないじゃんよー!とか思うわけだ(セコいけど)。ま、そもそも、貞操なんていう概念自体が、男が勝手に作った幻想だろうから、そんなの守らなくてもいいじゃん、とは思うのだが。

通常、旅先では、ロマンスというものは、そこら中にごろごろ転がっているものである。「あいのり」的状況、つまり”非日常ゆえ恋愛に陥りやすい”ということもあろうが、加えて、女子に関して云えば、”男性旅行者に比して割合が少ないので、需要がある”。これは長らく旅をしていて、事実だと思うのだが・・・ナゼかわたしにこの公式は適用されないのである。そう、そんなにたまっている男子があちこちでウロウロしているというのに(笑)。
こないだ、ある女性の旅行者から「けっこう声かけられそうなのに・・・きっと向うがアプローチしているのに気づかないだけですよ」なんて慰められたりして、そーだよな、とコロっと納得しそうになったが、やっぱりそんなことはない!もし本当にアプローチがあったら、気づかないわけない!だって、わたしの視力は1.2なのよ!(←カンケーない)

では、一体何が間違っているのか?
顔?(→整形したくても、今すぐはできねーよ)
性格?(→普段はなるべく本性を見せないように、努力してよい子にしているのですが((笑))
身体?(→見てから云え、見てから・・・なーんて冗談。本と大したことない)
服装?(→バックパッカーにしては、それなりに気を遣ってはいるつもりなのだが)
・・・あとは、よく分からないけれど、魔性性とかセックスアピールみたいなもんが欠けているとか、可愛げが欠けているとか、そんな感じなのか。ブリッコもできないようじゃ、女じゃない!なんて、かのサトエリも云っておりましたっけね。

全く、モテないっていうのは、一種の病のような気がする昨今である。

普段、顔と乳とアソコ、あと若さで女の価値を判断する男性的視点には、思いっきり憤りを感じており、「キムタクでもそんなこと云わない(?)のに、あんたみたいなハゲに女の優劣を決める資格はないわ!」と思うことしばしばなのであるが、哀しいかな、女性誌は相変わらず「男にウケる女とは?」とか「男性はこんな下着が好き」とかいう特集ばかり組み、またこれを読む女がたくさんいるわけだ。
わたしとて同じこと。やっぱり松島ナナコみたいな女が好かれるのだな、じゃ、とりあえず髪はロングのストレートにして、後姿でだましてやろう・・・なんてつい、バカなことを考えるのだ。下着を買うのにも、透けないからってベージュのババくさい下着をつけるわけにはいかないのだな、とついつい”可愛い下着”なんてものを探してしまうわけだ。ま、可愛い下着は自分が着ててうれしい、てのもあるけれども(洋服と一緒だね)。

いやー、本当に愚かしい。愚かしいにもほどがある。男にウケるか否かが女の価値だなんて!それはもう、大昔からそういう風になっているのだけれど、やっぱり女に生まれたものとして、憤らないわけにはいかない。だって、誰だって、自分が価値のない人間だとは思いたくないじゃん!
しかしまあ、最近は精子バンクなんてものもポピュラーになりつつあり、男の方もいろいろ優劣つけられているみたいじゃないの。ざまーみろ、って感じだ。そーだわ、別に男が寄ってこなくても、お金さえあれば、優秀な遺伝子を買って優秀な子供を産める、っつーわけじゃないの。

・・・なんて、割り切れればいいけれど、そこはそれ、中途半端に若いもんだから、「そうは云っても、やっぱり愛する男と結婚して、子供を産みたいのう」とベタな夢も持っておるわけだ。それに、よく考えたら、男もいないけど、金もねーよオレ(笑)。この先、己の才覚で金持ちになる自信もないしなあ・・・。

しかし、そんなことをつらつら書きながら、あれこれ考えをめぐらせているうちに、「どうでもいっか」って気になってきたぞ(笑)。
「このままじゃ女子としてダメなのでは・・・」とくよくよしたと思ったら、突然「いいもーん。ダメだろうが枯れていようが女子は女子だもーん」と開き直る。毎回この繰り返しだ。あー、だから成長しないのか(笑)。
わたしはかねがね、恋愛至上主義な世の中が本当に苦手で、というのはもちろん、自分がその中に入って美味い汁を吸えないからヒガんでいるだけなのだが、「恋愛なんかヌキで幸せになれる方法」というのを、常に模索しているのである。気ままに旅するっていうのもそのひとつ。宗教っていうのもひとつのテかも知れないけれど、それはさすがに出来ないわたし(笑)。

ははは、まーたムダなことを書いて、残り少ないHPの容量を消費してしまったが、次回は、「ゴルゴ13」(毎回説明するけど、わたしの持っているコンドームの銘柄)をついに使用した話、をお届けできるといいですねえ。もちろんレイプじゃなくてな。

(2003年8月)


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